すべてのお部屋が貴方の希望通りに入居できるとは限りません。現時点で空いているお部屋は多少の交渉が出来たとしても当然に日割家賃が発生致します。

入居者募集にあたり、情報として掲載されるのは新築物件を除き、約１ヶ月前です。但し、この場合まだお住まいされていますので、室内に入る事はできません。

お部屋の入居の入居申し込みは先着順です。人気物件は、室内確認前に、間取り・外観・周辺状況からの判断により申し込む場合もあります。

新築物件の場合、完成前に全室入居が決定している物件がほとんどです。

◎アパートとマンションの違いについて
マンションとは、一般的に３階建て以上で鉄筋コンクリート構造の物件の事です。
アパートとは、２階建てで、木造や軽量鉄骨構造の物件の事です。

◆鉄筋コンクリート造の特徴◆
鉄筋コンクリート造（RC）とはコンクリートを鉄筋で補強した構造のことで、鉄筋が引張り力が強くコンクリートが圧縮力に強いという両者の利点を生かした仕組みになっています。木造に比べ、耐久・耐震・耐火・防音などの性能が優れているとされています。
　●近隣で火災が起きても火が燃え移りにくい
　●交通量の多い道路に面した場所でも騒音が聞こえにくい
このような利点があるため、都市部の密集地域には最適な構造です。しかし、建築にコストがかかるため、鉄筋コンクリート造のマンションとなると賃料が上がるのも確かです。

◆木造の特徴◆
木造とは、文字通り木質材料で構成される建物構造のこと。木造住宅は閉め切った状態でも適度な通気性を得ることができる優れた建物です。しかし、「遮音性」が鉄筋コンクリート造の物件などに比べ劣っているのも現状。特に、重量衝撃音と言われるドンドン飛び跳ねたり、人が歩いたりする音は下階の部屋によく聞こえてしまいます。ただし、天井材・床材などに吸音材を使用することである程度は解消されます。
しかし、木造ということで家賃が下がるのも事実。構造以外が同じ条件でも、数千円違う場合がありますので、自分の価値観をもとに冷静に判断しましょう。

◆軽量鉄骨造の特徴◆
軽量鉄骨造は、木造の部材を鉄骨にしたもので、木造によく似ています。骨組みに厚さ6�o以下の鉄骨を、外壁や内壁に軽量コンクリートを使っており、木造に比べ耐震性があります。

鉄筋コンクリート、木造、軽量鉄骨と、最近の賃貸住宅に多い構造を説明しましたが、アパートにしろマンションにしろ、構造がしっかりすれば、その分家賃が高くなるというのが一般的なようです。マンションだから、アパートだからと決めつけず、実際に自分の目で見てから判断するのが、賢い物件の選び方と言えそうです。

一般的に、「家賃は月収の３分の１以下」が目安と言われますが、実際には、駐車場代や共益費などを含めた月々の支払い総額で３分の１以下に抑えておくことが賢明です。

ただ、個々の状況に合わせて柔軟に考えるのもお部屋探しのコツです。例えば・・

職場に近い物件なら、少し家賃が高くてもガソリン代を考えるといいかな？とか。
広い物件が必要だけど、広いと家賃が高い・・なら、少々古い物件を探そうか？とか。
どうしても新築物件に入居したいので、範囲内なら、間取り・周辺状況はある程度我慢しようか？とか。


支払える金額内で優先順位をつけて判断しましょう。決して背伸びは禁物です。

通行量の多い道路に面していると朝の通勤ラッシュ時にはなかなか道路に出られない場合もあります。職場の近くを探すなど、あまり狭い範囲に限定しないで、視野を広げて探すのもコツです。

生鮮食品をはじめ、日用品や生活雑貨が近隣で手に入るのはやっぱり嬉しいですね。また、銀行や郵便局、病院などが近くにあるかどうかも大切なポイントです。